おもしろい時代になりました。
ただでさえ、スマホやポータブルメディアが主流になり、大きいスクリーンよりも小さい画面で映画も視聴される機会が増えてきました。
例のウィルスがなかったとしても、フィジカルなメディアは少しずつ淘汰されていたと思います。
当映画祭の目的は、映画というものが、誰かの人生に気づきを与えたり、映画っていいなと思うことで、明日からまた頑張ろうとか、楽しくいこうって思ってもらえることです。
それは、わざわざ足を運んだからこそ得られる体験であると考えています。
作り手にとっても、この体験は同じ。
同じ温度感で、違う視点を目の当たりにする。
こんな体験を経て作品はまた一つ深みを増していくのではないかと思います。
まだまだこの形になって間もない映画祭ではありますが、参加される作り手の皆さんの気持ちに寄り添い、そしてご来場いただく観客の皆様には最近あまり見つけることができなかった最大級の体験を提供できるよう、精進して行きます。
おおぶ映画祭というものが、いったいどんなものなのか、一度足をお運びいただき体感してください。
そして映画の力というものを実感し、応援してください。
おおぶ映画祭プロデューサー 辻卓馬